株式会社インプレスは2月22日、「インターネット白書2023」(編者:インターネット白書編集委員会)を発刊した。小売希望価格(税別)は、電子書籍版が2800円、プリントオンデマンドによる印刷書籍版(B5判/260ページ)が3200円。
インターネット白書は、インターネットの動向を技術、ビジネス、社会など多角的な視点で解説する年鑑。一般財団法人インターネット協会(IAjapan)、一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)の協力のもとに発行している。
27号目を迎えた2023年版のサブタイトルは「分断する世界とインターネットガバナンス」。「ジェネレ―ティブAI」、Web3の重要概念である「DAO」、ステルスマーケティング規制や欧州データ流通法整備の動き、ロシアによるウクライナ侵攻に関連して発生したサイバー攻撃やフェイクニュースの攻防などを、38人の専門家による寄稿と統計資料から報告する。
2023年10月には、日本で初めて国連主催のインターネットガバナンスフォーラム(IGF 2023)が開催される予定。本白書では同フォーラムへの参加を呼び掛けており、DXやデジタルビジネスに関心を持つさまざまな業種の人に向けた内容だとしている。
本白書の冒頭で紹介している、今年注目の10大キーワードは以下の通り ジェネレーティブAIDAOメタバースデジタルツインファクトチェック機関ステルスマーケティング規制テックジャイアント失速ソブリンクラウドインターネットと戦争IGF 2023
電子書籍版はAmazon Kindleストア、楽天koboイーブックストア、Apple Books、紀伊國屋書店 Kinoppy、Google Play Store、honto電子書籍ストア、Sony Reader Store、BookLive!、BOOK☆WALKER、BOOK TECHで順次発売を開始。印刷書籍版はAmazon.co.jpで発売するほか、全国の一般書店からも注文可能。
10大キーワードで読む2023年のインターネット
第1部「テクノロジーとプラットフォーム」より
付録「インターネットの主な出来事2022」よりインターネット白書2023 分断する世界とインターネットガバナンス(Kindle版)インターネット白書2023 分断する世界とインターネットガバナンス(プリントオンデマンド版)
関連リンク インターネット白書2023 プレスリリース
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