国税庁は4月20日、MicrosoftのOSおよびブラウザーのサポート終了に伴うe-Taxソフト等での対応について発表した。6月17日以降、Windows 10環境下におけるInternet Explorer 11(IE11)が推奨環境外となる。
Microsoftでは、Windows 10環境下におけるIE11は2022年(令和4年)6月16日にサポートを終了する。これに伴い、6月17日以降、以下のe-Taxソフト等において、Windows 10環境下におけるIE11が推奨環境から外れることになる。 e-Taxソフト確定申告書等作成コーナーe-Taxソフト(WEB版)受付システムe-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナーNISAコーナー電子的控除証明書等作成ソフトFATCAコーナー多国籍企業の報告コーナーCRS報告コーナーCSVファイルチェックコーナーQRコード付証明書等作成システム
6月17日以降、Windows 10環境下では、例えばe-Taxソフト(WEB版)の推奨環境は、Microsoft EdgeとGoogle Chromeのみとなる。
また、Windows 8.1はOS自体が2023年(令和5年)1月10日にサポート終了となる。これに伴い、1月11日以降、同じくe-Taxソフト等において、Windows 8.1は推奨環境外となる。
同庁は、Microsoftにおけるメーカーサポート終了後は、セキュリティ更新プログラムの提供が行われなくなるとし、新たな脆弱性が把握された場合は、ウイルスの感染リスクなどが高まるとしている。
関連リンク Microsoft社製OS及びブラウザのサポート終了に伴う対応について(e-Tax) Internet Explorer 11及びWindows8.1のサポート終了に伴う対応について(確定申告書等作成コーナー)
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