富良野市内の別荘にて東京の企業の従業員が仕事をしている
 北海道富良野市が、令和4年度のワーケーション助成金制度「ワーケーション実証費用助成金」を実施している。市外の企業などの従業員や個人事業主・フリーランスが同市内でワーケーションを行なう際に、宿泊費とレンタカー利用料の一部を助成する。実施期間は2023年3月末までとしているが、予算に達すると終了となる。
 助成額は、宿泊費が2分の1以内、上限1人1泊5000円×最大7連泊分、レンタカー利用料が2分の1以内、上限1日2500円×最大8日分。なお、富良野市と事前に協議を行い、地域振興や課題解決を目的としたイベントまたは社会貢献活動に参加する場合は、宿泊費の助成は4分の3以内、上限1人1泊1万円に引き上げられる。
屋外で仕事ができるスペースもある
バケーション(休暇)のプログラムもそろっている。こちらは環境教育プログラム
NPO法人ふらの演劇工房によるワークショップ
ラフティング
 助成の要件として、富良野市内の宿泊施設に4泊以上連泊すること(1泊ごとに宿泊施設が異なっても可)、レンタカーは富良野市内/旭川空港/新千歳空港の営業所で借りること、ワーケーション期間の食費やおみやげ代などの出費を全て記録することが挙げられている。
 そのほかには、富良野市との交流や情報発信を行うことも要件に含まれている。テレワークの様子をSNSで公開し、富良野市の魅力を拡散すること、終了後に体験記を提出すること、富良野市内の関係者との情報交換会または交流会に参加すること、報道機関の取材に対して企業名と氏名を公表できることが挙げられている。
 人数や回数の制限も設けられており、同じ期間に同じ企業に属する従業員が参加できるのは10人まで、1人の従業員が利用できるのは年度内に2回まで、同じ企業の従業員などが年度内に参加できるのは延べ20人までとしている。
 助成を受けるためには、事前に富良野市に電話やZoomで相談。「実証申込書」を提出したのち、審査を経て「実証受入決定通知書」が送付される。ワーケーション実施後には「交付申請書」「実績報告書」を提出し、「助成金交付決定通知書」を受理。「助成金交付請求書」を送付することで助成金が交付される。
「コンシェルジュフラノ」(北海道富良野市本町2-27)の1階には6月30日まで、密閉型ビジネススペース「TELECUBE by OKAMURA」が設置されている

【お詫びと訂正 4月22日 10:10】
 記事初出時、人数制限について誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
誤:同じ企業の従業員などが年度内に参加できるのは延べ200人まで
正:同じ企業の従業員などが年度内に参加できるのは延べ20人まで

関連リンク 令和4年度「ワーケーション実証費用助成金」について(北海道富良野市) ワーケーションフラノ

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投稿者 Akibano

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