MMDLabo株式会社は、「光セット割に関する実態調査」の結果を公開した。調査対象は、16歳以上のスマートフォンを所有している2220人。
 光セット割を知っているかという質問では、「サービスは知っているが、あまり説明はできない」が37.5%で最多。次いで「いくつかサービス名は知っているが、内容は知らない」が28.0%だった。「サービス名を知っており、詳しく説明できる」の16.8%を合わせると、光セット割の認知度は82.3%に上るが、その中の65.5%は光セット割の中身について把握していない。
光セット割サービスの認知度
 光セット割の利用意向は、「利用したいと思う」が16.4%、「やや利用したいと思う」が17.5%と、利用に前向きな回答を示した人は33.9%だった。なお、7.2%の人はすでに光セット割を導入済みと回答している。光セット割を利用したいと回答した人の移行理由としては、「回線料金が安くなるから」が85.1%で突出していた。
光セット割サービスの利用意向
光セット割サービスに加入したいと思う理由
 光セット割を利用したいと回答した人が、光セット割に加入する際の不安な点としては、「契約がめんどくさそう」が44.5%と最も多く、「手続きがめんどくさそう」が34.9%、「プランが複雑そう」が31.7%、「サービス内容がよくわからない」が30.0%と続いた。なお、「不安なことはない」と回答したのは13.2%にとどまった。
光セット割サービスに加入するにあたり不安なこと
 自宅のインターネット回線は、「固定回線契約」が84.0%だった一方、モバイル回線は5.9%にとどまった。また、固定回線の提供事業者は、「フレッツ光(NTT東日本)」の30.0%。「フレッツ光(NTT西日本)」の21.7%と合わせると、51.7%の人が「フレッツ光」を契約していた。
自宅のインターネット接続環境
契約している固定回線業者
(山川 晶之)

関連リンク MMD研究所 調査データhttps://mmdlabo.jp/investigation/detail_1417.html

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投稿者 Akibano

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