一般社団法人日本ビジネスメール協会は、仕事におけるメールの利用状況についての調査結果「ビジネスメール実態調査2021」を取りまとめた。リモートワークの浸透によりコミュニケーションの手段は増えているが、メールを主に使っている人がほとんどという結果だ。
 同調査は「仕事におけるメールの利用実態と課題を把握」することを目的として、仕事でメールを使っている1450人を対象に実施。4月1日~30日、インターネットによる回答方式で調査が行われた。
 コロナ禍においてリモートワークが増えているめ、ビジネスチャットやテレビ会議などコミュニケーション手段は増えている。しかし、仕事で使っている主なコミュニケーション手段の第1位は「メール」で98.9%にも上っている。そのため、1日に1回以上メールを確認する人は99.49%となっている。
 1日に受信するのは平均51.1通で、それを読むために1通あたり平均1分21秒、1日で69分を費やしている。また、1日に送信するメールは平均13.63通で、1通のメールを書くために平均5分56秒かかっており、1日で81分だ。このようなメールの処理時間として1日で合計2時間30分かかっているとしている。

関連リンク ビジネスメール実態調査2021 一般社団法人日本ビジネスメール協会

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投稿者 Akibano

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