ソフトバンクモバイル株式会社、ソフトバンクBB株式会社、ソフトバンクテレコム株式会社、ワイモバイル株式会社の4社は、4月1日に合併することを4社の取締役会で決議したと発表した。
ソフトバンクモバイルは「ソフトバンク」ブランドで移動通信サービスを、ソフトバンクBBは「Yahoo! BB」ブランドでブロードバンドサービスを、ソフトバンクテレコムは固定電話やデータ通信などの通信サービスを、ワイモバイルは「Y!mobile」ブランドで移動通信サービスをそれぞれ提供している。
これら既存サービスのブランド名は維持し、移動通信サービスは「ソフトバンク」「Y!mobile」の2ブランドで引き続き提供するほか、現在各社が提供中のサービスは継続して利用できるという。
合併はソフトバンクモバイルを存続会社とする吸収合併方式で行われ、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム、ワイモバイルは解散。合併後の商号は「ソフトバンクモバイル株式会社」で、代表取締役会長に孫正義氏、代表取締役社長に宮内謙氏が就任する。
合併により、各社が有する経営資源を集約し、国内通信事業の競争力を一層強化するとしている。また、ソフトバンクグループ各社と連携し、IoTやロボット、エネルギーなどの分野でも事業拡大するという。
(山川 晶之)
関連リンク プレスリリース(PDF)http://www.softbank.jp/corp/set/data/group/sbm/news/press/2015/20150123_01/pdf/20150123_01.pdf
関連記事
ヤフーのイー・アクセス買収が白紙に
2014年5月19日
イー・アクセスとウィルコム、合併で基本合意
2013年12月3日
ソフトバンクがイー・アクセスを買収、LTEを強化、契約数はauを抜き業界2位に[記事更新]
2012年10月1日