株式会社ALL CONNECTのグループ会社である株式会社ネットのエースは、「利用者のニーズに合わせた、最適なプロバイダの販売代理店を紹介する」(同社)という、プロバイダの販売代理店の選択支援および仲介サービス「ネットのミカタ。」を11月24日に開始した。
 このサービスは、回線契約希望者のライフスタイルを同社がヒアリング、そのニーズに合わせたインターネット回線を提案、販売代理店を紹介するもの。回線契約希望者は公式サイトまたは電話で同社にサービスを申し込むことで、無料でサービスを利用できる。
 同サービスでは、回線契約希望者の相談内容を元に、料金プラン、オプションサービス、工事内容、重要説明事項などを専門オペレータ-が案内し、最適なインターネット回線の契約手続きをサポート、契約時は利用者と販売代理店との間を「ネットのミカタ。」が仲介、契約のサポートも行うという。また、万が一開通後に解約せざるを得なくなった場合も、乗り換えの際の違約金や工事費を負担するとする。
 また、回線開通後も、電話にてインターネットが繋がらない、設定方法が分からないといったインターネット接続に関する悩みを無料で相談できる。各種特典に対するフォローアップ・もらい忘れの防止対策として、リマインダー機能も設ける。
インターネット回線の変更に4分の3のユーザーが不満や疑問を感じて手続きを中断
 一方、株式会社ALL CONNECTが独自に実施した「インターネット契約実態調査2020」では、インターネット回線の変更を意識・検討したにもかかわらず、回線の変更時に、4分の3がさまざまな不満やよく分からない点を感じて変更を断念したという。
「インターネット回線の変更を意識・検討したことがある人」
 調査は「インターネット回線の変更を意識・検討したことがある」3146人を対象が実施されたもの。「インターネット回線の変更手続き時の不満・よくわからない点がありましたか」といった質問に対して、「インターネット回線の変更手続きを行ったが不満があり途中でやめた」が8.3%、「インターネット回線の変更を意識・検討したがよくわからない点があり変更手続きを行わなかった」が67.0%だった。
 また、回答者の中から各世代(20~60代の男女)104人ずつ、計520名を対象に、「不満・困りごとを感じ、インターネット回線の変更を意識・検討した人」のうち、「変更手続きを行わなかった(現在も検討中を含む)」との回答が74.0%を占めた。
 その理由として上位に挙がったのは、「現在の回線の解約手続きが面倒そうだった(29.0%)」が最も多く、「現在の回線の約期間が残っている・違約金が掛かりそうだった(24.8%)」、「自分に合ったプロバイダがわからなかった(20.5%)」の3つだった。
「インターネット回線の変更手続きを行わなかった」

関連リンク ネットのミカタ。 株式会社ネットのエース

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投稿者 Akibano

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