セキュリティベンダーのESETは、メールを利用した「ばらまき型」攻撃とみられる兆候が、3月22日から23日にかけて確認されたとして注意喚起を行った。中には、不正送金マルウェア「Rovnix」の感染を狙ったものもあるとしている。
 不正送金マルウェアは、日本のオンラインバンキングなどをターゲットにしたもので、感染したまま攻撃対象の銀行にアクセスすると、ブラウザー上に改ざんした銀行のウェブサイトを表示。アカウント情報を入力してしまうと不正送金が行われる。今年2月ごろには日本郵政を偽ったRovnixの拡散メールが急増したほか、警視庁でも同様のメールについて注意喚起を行っている。

投稿者 Akibano

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